人見知りの食べ物系イラストレーターが作品をグッズにしてイベントに出店してみた

こんにちは、鈴木スクモ(@sstimid)です。

無事にイベント実質初出店参加を終えることができました。

タイトルを『グッズ制作進捗③〜』として直前に投稿しようとしたのですが、ブログ記事に起こす心の余裕がありませんでした。
ですので、今回の記事は『イベント初出店してみた感想』になります。

ご興味あれば、こちらの記事もどうぞご覧下さい。↓

当日朝、鼻血を出す

軽ーく、です。イベント当日の朝、軽く鼻血を出しました。

ビックリした。


朝起きて、(なんだか鼻が詰まってんな…もしや風邪を引いたか…?)と思い、いや熱は無さそうだ、と鼻をかんだらば、…何故に。
どうやら空気が乾燥していて、鼻の中の皮膚がちょいと切れていたようです。

鼻の傷には、綿棒でオロナインを塗っておきました。

先が思いやられる。厄落としだと思おう。


朝は5:30起床でした。


朝食を済ませ、お茶を沸かしながら、お昼ごはん用に小さめのおにぎりを2つ握り、出発の準備を進めます。

鼻血は止まった様子。

天気が崩れるとの天気予報に(外れてくれ!)と祈り、いざ出発。

出店準備のエトセトラ

さて少し時間を遡りまして、準備した什器のことなどを備忘録としてサックリ書いておきます。

什器になるべくお金はかけたくないぞ

という固い決意のもと

『家にあるもので何とかする』を基本精神にして、必要なものをリストアップしました。

商品の陳列もろくに経験したことがないので、とにかく先人の知恵と工夫に頼ります。

『イベント出店』『イベント準備』などでネット検索。ブログやnoteの記事、Youtube動画などで調べました。

経験者の方々の発信には本当に感謝しかない。ありがとうございます…!

陳列をイメージ

ポストカード・イラストカード・フレークシール、と、小さな紙ものがメインなので、ある程度の高さや段差、傾斜を付けようと思いました。

どうしてもこれは必要だと感じたのが以下の3つ。

  • デザインボード
  • ボードに付けるフック
  • ボードを立てるためのスタンド

前項で画像検索したときに見かけ、『最低限これさえあればお店っぽい陳列にできる』と直感を信じ、購入決定。

包装に関しては、シモジマさんという店舗用パッケージ専門店があることを知り、そちらで包装用のOPP袋を揃えました。

あらかじめ頒布予定の各アイテムのサイズを測っておき、そのサイズの型番をメモ。そのメモを見ながら、該当するサイズのOPP袋の型番を探してお買い物。

購入したもの↓

デザインボードは今回購入した什器のMVP

一穴の穴あけパンチは、フレークシールをボードに吊り下げるための穴を開けるのに買いました。

右上のマスキングテープは、ブースのテーブルクロスを留めるのに良いかなと思って購入しましたが、それには使わず、後述する値札のプレートやSNSのQRコードを貼り付けるのに大いに役立ちました。

値札を作る

値札はデータで作り、コンビニのマルチコピー機(A4普通紙)で印刷。
ペラペラなので固さを出すためと補強のため、紙の裏に牛乳パックをノリで貼ることにしました。

ほか、離席中のプレートとサービスPRのプレートも同じ要領で作成。

カッターとカッターマットも100均で揃えました。すごいな100均、ありがとう100均。

設営シミュレーション×3回の成果

さて、何とか会場に到着しました。

すでに到着している運営側の主催者さんや出店者さんたちと一緒に、机やブースNo.の札を並べるお手伝いをしました。
なんかこう…『みんなでイベントを作っている』と実感できて、ここからすでに楽しい時間でした。

【人見知りライフハック】まず挨拶と目的を伝えることができれば、誰かが何かを教えてくれる。

↑人見知りにはここがなかなか難しいんですが、逆に言うと、ここさえクリアできれば何とかなります。


主催者さんから「机の設営が予定よりだいぶ早く終えられた」とのアナウンスを受け、さっそく自分のブース設営に入ります。

今こそ自宅での設営シミュレーションの成果を…!

と勢い込むも、ここで問題発生。

アイテムの一つ・トートバッグを吊り下げるための什器、かもいフックが机の正面に付けられない。

机の天板正面の下側に傾斜がついていて、フックで挟むその部分がつるつる滑り、取り付けることができませんでした。

うーむ、想定外。

なんとかなった

幸いにもブース位置が端っこの配置だったので、トートバッグは机の横に設置することが出来ました。

イベントの本番

人見知りに加えてほぼ初めてのイベント参加ということで、使うエネルギー配分から考え、出店者さん同士の交流は諦めました。

それでも、お声がけくださったりご挨拶していただけたり…とても嬉しかったです。

接客で心掛けたこと

接客経験は、過去に3年ほどアルバイトでやったきりです。

そこで、自分がお客さんとしてどこかのお店に行ったときに「心地よい接客をして下さった店員さんはどんな感じだったか」を思い出し、それを真似しようと意識しました。

  • とりあえず顔上げて立っとく
  • 通りかかるお客さんに聞こえる程度に「こんにちは」の挨拶
  • 興味を持ってくれそう(近くに寄ってくださる)なら、「どうぞ、よかったら見ていってください」みたいな声をかけてみる
  • (マスクしてるけど)笑顔!!口角上げる!!

…実際には地蔵のようになっていたかもしれませんが…。

とにかく「私は怖い人じゃないですよ~」という雰囲気を醸し出したつもりです。

結果、これは意識していてよかったです。


お金の受け渡しは、とても手間取りました。不手際があり、大変申し訳ありませんでした…。


接客の緊張と計算の苦手意識に拍車がかかり、心臓バックバクで静かにパニックになっていましたが、待って下さるおかげで次第に落ち着いてレジができるようになっていきました。皆さん優しい。

ありがとうございました。


ちょっとおなかが空いてきたので、昼食と水分を摂ります。
ブース内であれば飲食OKとのことだったので、椅子に腰かけ、持ってきた水筒のお茶とおにぎりをもぐもぐ。

人の流れがピークになる時間帯と減ってくる時間帯とかも、見ておく必要がありそうだな~と思いました。

イベント閉幕

お手洗いに何度か席を外しました。離席中のプレートも作って行って良かったです。

楽しい時間はあっという間。

無事に終了しました。とても楽しく、学びの多い一日になりました。

朝の鼻血は厄落としだったようです。よかった。

私のブースはこんな感じでした

まとめ

健康第一

「筋トレ・ストレッチ他、運動は続けよう」と、強く思いました。

雨が降らなくてほんっとうに良かった。

荷物は少ないほうだと思っていましたが、電車移動に加えて階段を使った移動がしんどすぎました。

翌日の筋肉痛が凄まじかったです。

ふだんから筋トレをしていると思っててもこれ。…少しずつ負荷を上げたメニューで鍛える必要性を感じます…。


もうひとつ。

帰宅時の疲労を考えて、洗濯や食事の準備は済ませておいたのは良かったです。

脳ミソが『イベントに出る=疲れる』と誤って学習してしまうのを防ぐために、できるだけ日常のことは先にやっておくのが良さそう。

描いたものが実際に触れる『物』になり、人に届く嬉しさ

自分で描いたものが手に取って触ることのできる『物』になるのがとても面白く、楽しかったです。

デジタルで描いていると特に、イラストはどうしても画面の中のものでしかなく見るだけで完了していたものが、印刷されて手元に『物』として残る。

それを買っていただいて、その人の手元にある、と思うと、なんだか、じわっと嬉しさがこみ上げてきます。

これは、一人で描き上げて納品する達成感のような嬉しさとは別の、対面販売でなければ絶対に得られない嬉しさだと感じました。


主催者様はじめ運営の方々、ブースにお立ち寄りくださった皆さん、おかげさまで、初出店を思いっきり楽しむことができました。

ほんとうにありがとうございました…!!!

次の出展予定は、未定です。

が、またどこかのイベントに出る際にはお知らせしますので、その時はまた、どうぞよろしくお願いします。

今日はこの辺で。ではまた。


PAGE TOP