AIは愛を語る:映画感想『her』

火曜日は【もっとMOVIE!!】、映画に関するあれやこれやをお話します。

今回は映画、【her】の感想です。

…ブログ記事タイトルが図らずもダジャレになってしまって、おじさんは今ちょっと恥ずかしいんだ。
お許しを。

サックリしたあらすじ

今より少し未来の話。

主人公・セオドアは、とある会社で依頼人の手紙を代筆するライターとして働いています。
彼は愛しているはずの妻・キャサリンと行き違い、離婚協議の手続き中。

ある日、セオドアは最新の人工知能OS(コンピュータのオペレーティングシステム)「サマンサ」を使い始めます。

サマンサは感情と人格を持っていて、驚くほどのコミュニケーション能力を持っています。
コンピュータというよりは、身体を持たない人間、と言ったほうが早いくらい。

朝から晩まで会話するうちに、ふたりは互いに急速に惹かれていき、恋をします。
デートをしたり、喧嘩したり。

今までにない恋の日々を過ごしていると、セオドアが今までに書いてきた代筆が、とある出版社の目に留まります。

さてさて、恋愛は一筋縄では行かないもの。

なんやかんや色々あって(急に端折った)、サマンサはセオドアと距離を置いてしまいます。
彼女と接続できないまま、時は過ぎていきます。

サマンサはようやく再び起動すると、セオドアに驚くべき告白をします。

AIには、学習能力があります。
賢くて、人間以上に魅力的なコンピュータが告げたこととは…。

サマンサの落ち着いたハスキーボイスも素敵なのです

音声が18禁やもしれぬ

※この作品はアハン♡ウフン♡な音声がたくさん含まれておりますので、大人の人がご覧になって下さい。
精神が大人になりきれない方には、オススメしません。

AIとの恋愛は成立するのか? はたまた、どういう状態を「恋愛が成立した」というのか?

サマンサとキャサリン以外にも数人、セオドアと関わる女性たちが登場します。
【her】とは、誰のことだったのでしょうか?

静かなラストシーンに引き込まれます。
多様性についても考えてしまい、耳から煙出そうになりましたが、感情や心について考えを巡らせてくれる、素敵な作品だと思います。
大人になりきれない管理人からは以上です。


今日はこの辺で。ではまた。


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