豚骨ラーメンと福岡の記憶

福岡に住んでいたことがあります。


住んでいた時期が小学校中学年ごろ~高校卒業、20代の一時期でしたが、

学生時代は学校が合わなかったのと、20代はアルバイトからの無職+準引きこもり

っていう、きれいにコミュ障トリプルコンボの黒歴史だったこともあり、福岡の街をほとんど知らずに過ごしてしまいました。

アルバイト時代は厳しくも優しい人たちに恵まれ、楽しい日々を過ごすことができたものの(←精一杯のセルフフォロー)、とてももったいないことをしたなぁ……と思います。

まあ、そんなこんなで、バイト時代のピンポイントで覚えている福岡なのですが、

食べ物がえっらいおいしかった記憶だけは、鮮明に残っています。

…学校のセンター給食は除いて…(なぜあんなにおいしくなかったのかは謎)。


スーパーには、長崎県五島列島の新鮮なお魚や海苔が普通にありましたし、時にはワラスボ(←通称『有明海のエイリアン』。魚の一種)の干物も陳列されていました。

佐賀市の、ワラスボwebサイト⬇

WRSB

だいぶ攻めてる。こういうの好き。


閑話休題。

そうそう、そして何より、福岡と言えば、

豚骨ラーメン。

福岡は天神、中洲川端の屋台街などで、呑んべぇさんたちがシメによく食べていると知りました。

トッピングには

きくらげ、紅生姜、キムチ…と、これまた個性的な面々。

それまで私は、

「ラーメンと言えば、醤油か塩か味噌。そんで全部ちぢれ麺」

程度の知識しかなかったので、だいぶ衝撃を受けました。

今ではすっかりメジャーになった『替え玉システム』を知ったのもこの頃。

と、ここまで書いててなんですが、私自身は、外で豚骨ラーメンを食べた記憶がない。

キムチや紅生姜をトッピングすると、スープの色がほんのりサーモンピンクになる。
めちゃうまい。

前述の通りの外出頻度に加え、私はお酒をほとんど飲めない下戸。
そして友達がいない。

あの時期は、なんだか色々と諦めていた気がします。

名古屋に来てだいぶ長い私ですが、どういうわけか、すっかり街を歩くのが好きになりました。

私にとっては複雑な思い出しかなかった街、福岡。

今また改めて福岡へ遊びに行って、黒歴史を塗り替えたいなぁと思います。

本場の屋台の豚骨ラーメンを、味わってみたいです。

今日はこの辺で。ではまた。

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